シン・ゴジラ

シン・ゴジラを見てきました。

見た人によるとゴジラエヴァの要素を両方含んでいるとのこと。これまでのゴジラをみたことがなかったし、エヴァはストーリーがよくわからなかったので(世界観は好きですが)、楽しめるか不安でした・・・がかなり面白かったです。

 

以下ネタばれ含みます。

ストーリーとしては東京湾上に突如現れた巨大不明生物(ゴジラ)を倒すために政治家、お役人が総力を尽くすって感じです。ここで中心になるのが巨大不明生物対策本部なんですが、このメンバーがオタク、変人、一匹狼のよせあつめ。この人たちがゴジラの動きを止める方法を解明し、日本を救うことになるので、やっぱり日本を影で支えているのはこういう変人たちなんかなぁと思ったりしました。

 

一番グッときたシーン

物語序盤くらいまではとにかくゴジラから東京を守るという目的で主人公たちは動いているのですが、途中から恐ろしい選択肢が国連から提示されてきます。それは核兵器によるゴジラへの攻撃です。タイムリミットは360時間。それまでにゴジラの動きを止めないと、東京に核兵器が落とされてしまうのです。総理代理がそれを受け入れることを赤坂(竹之内豊)に話し、赤坂がその決定が持つ意味を総理代理に問いただしているシーンがぐっときました。その目にはどうしようもない大きな力に大切なものをうばわれる絶望と怒りが現れていました。目で演技をするってこういうことなんだなぁと思いました。主人公の矢口が理想を追い求めるタイプなのに対して、赤坂は冷静な現実主義者。その彼が見せたある種人間的な表情に、ああこの人にもきっと守りたい家族とかがあるんだろうなとそこまで考えさせられました。個人にも核兵器の話がでてきてから一気に物語の真実味がまして怖くなりました。

あとはゴジラ第二形態がきもかわいかったり、

石原さとみの英語はECCで身につけたのかなとか

いろいろ思った映画でした。